今週は、決算発表のピークでした。
株探の決算速報をざっと見た印象として、弱めのもの(減益、赤字幅拡大、下方修正など)が多かったように思います。
私の持ち株でも、良かったもの、それほど悪くもなかったもの、ダメだったもの、と色々でした。
良かったものとしては、配当株最主力の8316三井住友フィナンシャルグループ。増配に自社株買いのおまけつきでした。増配の結果、私の買値に対する配当利回りは9%近くに達しました。有難い限りです。
安い時に買って我慢強く保有を続けた結果です。そう考えると、「逆張り」も悪くはないという気になります。先日は、「順張り」でいこうと書いたばかりなのですが、難しいところです。
中小型成長株の主力、恵和は、「地球の絆創膏」事業が事実上の失敗に終わって、この3Qで特別損失を計上しました。前々からのアナウンスから予見されたことでしたが、この際、膿を出し切るという意味で、良かったと思います。それでも、営業利益率20%超えていますから、優良企業です。
ここは、四半期決算のたびに、たたき売られたり、暴騰したりしていました。昨日も朝方は、投げ売りが出たようですが、終値では少し下げただけでした。ゆっくりと上昇していくことを期待しています。
ダメだったのは、オプティマス、I-ne、ワタミ、ホクト、といったところ。
オプティマスは、昨日ストップ安でした。減配しても18円配当なので、昨日の終値ベースでは配当利回り4%超えです。まあ、そういうことよりも、減配したということが投資家を失望させたということなんでしょうかね。
最近の傾向として、業績・業績予想が少しでも市場予想を下回れば、容赦なく売られるということ。その逆に、サプライズの上方修正や好決算などには、ストップ高などで反応することが多いと感じています。
SNSを使った短期取引が増えていることが影響しているとみています。
決算またぎがストレスになってしまいます。
極端と言うかヒステリックと言うか、何もそこまで反応しなくても、、、と思ってしまいますが、時代とともに市場(参加者)が変わっていくので、それに対応していくしかありません。